切り傷

切り傷

切り傷でも深さや部位、傷の汚れ具合により治療法が変わってきます。
傷の汚染がひどい場合は、よく洗浄することから始まります。その時に砂利などの汚染物を残して、傷を治すと刺青のように傷が治ること(外傷性刺青)もあるので、注意が必要です。あまりに汚染の程度が酷い場合は、洗浄しながらブラッシングし汚れを落とし、それでも取れない場合は汚い組織を取る必要があります(デブリードマンと言う)。
傷が綺麗になったところで、皮膚全層で切れている場合は縫合した方が、傷の治りが綺麗で、また肥厚性瘢痕(傷がもり上がって治ることや、赤味がなかなかひかない状態)やケロイドのリスクが減ります。
また、傷が深い場合は2層で傷を縫う必要があります(手掌,足底は除く)。その方が傷の治り方としては大変綺麗です。傷を2層で縫合する技術は実は難しく、形成外科専門医が最も得意としている技です。他院で下手に縫われて、傷がガタガタになったり、縫ったにも関わらず肥厚性瘢痕になってしまったりされる方がいらっしゃいます。傷はただ縫えばいいというものではありません。傷を綺麗に治したい場合は、美しく縫合する必要があります。

すっぴん美人を目指して谷川女医の『実体験』施術ブログ

2層縫合

また他院で処置をされ、刺青のように傷が残ってしまった患者様もあきらめず、ご来院下さい。外傷性刺青は保険適応でレーザー照射も可能です。
肥厚性瘢痕やケロイドも治療できますので、ご相談下さい。

切り傷

切り傷

形成外科診療ガイドライン 急性創傷・ケロイド

当院の院長一部執筆しています。傷は是非専門家にお任せください。

形成外科診療ガイドライン